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2009年4月18日
当院の無痛治療
歯医者は痛いからイヤ、という話を良く聞きます。
麻酔をすれば、基本的に痛みの大部分は除去できますが、麻酔の注射自身が痛いという問題は残ります。
当院では、麻酔とは痛みを和らげるためにするものであって、痛みを与えてしまうのでは意味がないと考えます。
私たちは患者さまに対して、以下の無痛治療を保険範囲に含めてご提供させて頂きます。
・表面麻酔剤を用いた「2段階の麻酔」
・電動麻酔注入器にて、注入を「超低速/一定速度にコントロール」
●表面麻酔(1段階)
麻酔の為の麻酔です。歯肉表面に麻酔を塗布し、2段階目の麻酔針が刺さる際の痛みを解消します。
●浸潤麻酔(2段階)
細い針を使い、ゆっくりと均等な圧で麻酔薬を注入することにより、痛みをほぼ取り除くことができます。
●電動麻酔注入器
一般的に、手動注射器で注入速度を一定に保つことは難しく、どうしてもムラが出てしまいます。
これもまた、患者さまが痛みを感じる原因となっています。
当院では全ドクターが電動麻酔注入器を用い、注入速度を「超低速かつ一定」にコントロールすることで、患者さまは最初から最後まで痛みを感じることなく治療ができます。
丸みを帯びたデザインですので、従来の注射器に恐怖心があるお子様にも適しています。
●デンタルフラッシュ(歯科用ナースコール)
当院では、痛いときや、うがいをしたいとき、わざわざ手を上げたり声を出す必要はありません。
この「デンタルフラッシュ」はボタンを押すと音を発し、ライトが点灯。
患者さまの気持ちをすぐにドクターへ知らせます。
痛みに耐えることなく、リラックスして治療を受けていただきたい。
これも当院ならではの取り組みです。
虫歯を溶かす。無痛の虫歯治療~カリソルブ
歯医者独特のタービン(キーンという音がする器具)を使わない治療法です。
歯科医療の先進国・スウェーデンで開発された方法で、カリソルブという薬液を使って虫歯部分だけを選択的に溶かし、柔らかくしてから取り除きます。
薬剤塗布による痛みはありませんので、痛いのが嫌だという方や、お子様の虫歯の治療などにも適しています。
ただ、初期の虫歯など適応症例は限られているため、詳しい事は担当医までお申し付けください。
カリソルブに関しての注意事項
・タービン(歯を削る機械)をまったく使用しないわけではありません。
歯を削る最初の段階と、詰め物や被せ物をする前後で必要になります。
虫歯の部分だけを手用の器具を用いて取り除きます。
・虫歯が大きい場合や痛みを感じる場合は麻酔が必要になります。
・保険適用外のため、1歯につき2万円(税別)となります。
・他の虫歯治療(保険治療も含めて)と同じように、永久的な治療というわけではありません。
この治療を行ったからといって二度と虫歯にならないという補償はありません。
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