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歯が残っている方へ~部分入れ歯

●バネが無い入れ歯(ノンクラスプデンチャー)
軽くて柔らかく、弾力性に富む素材を用いたフィット性の高い入れ歯です。

パッと見ただけでは入れ歯を装着しているかどうかわからないため審美的にも非常に有効です。但し、素材の寿命が短く、通常3年ほどで新しいものを作り直す必要があります。

またすべての部分入れ歯にできるわけではなく、その症例はある程度限られています。 バネが無い入れ歯
●磁石の入れ歯(磁性アタッチメント)
残った歯を守りつつ違和感が無い、理想的な入れ歯です。
残っている歯と入れ歯に磁石を埋め込み、磁石の力によって入れ歯を維持します。

金属のバネ(金具)で入れ歯を維持していると、支えている歯に負担がかかり、じきに総入れ歯になってしまいます。磁石の入れ歯ならば、残っている歯の負担も軽く、強度の維持ができるため非常に有効です。

磁石の入れ歯

<磁性アタッチメントについて>
磁性アタッチメントについて1取り外し式の入れ歯に磁石を取り付け口の中の残っている歯に板状の磁性金属を取り付けます。この磁性金属が、入れ歯の磁石と引き合うしくみです。
磁性アタッチメントについて2
部分入れ歯では、残っている歯にバネをひっかけるためその歯に非常に負担がかかり抜けてしまう事があります。残っている歯が抜けると、また入れ歯を作り直し、またちがう歯にバネがかかり、歯が抜けるという悪循環になります。今ある自分の歯を長持ちさせるために歯に負担をかけないことが第1になります。
磁性アタッチメントについて3
磁性アタッチメントについて4磁性アタッチメントは磁石によって入れ歯を維持しているため、残っている歯に負担をかけず、今ある歯を長持ちさせることができます。
磁性アタッチメントについて5見た目もバネを使っていないので、とてもいいです。
もし残っている歯がない場合でも、インプラント(人工の根と)組み合わせてご利用下さい。
磁性アタッチメントについて6磁石でくっついているので上あごの入れ歯で一番違和感を感じる部分がくりぬけるという利点もあります。

●しっかり噛める入れ歯(カムデンチャー)
しっかり噛める入れ歯奥歯2本を失うケースでは、通常ですとこのように大きな入れ歯が必要です。
このサイズになると、かなり大きな違和感があるだけでなく、残った歯へ引っ掛けるため、負担も相当大きくなります。

カムデンチャーは、従来のバネ式ではなく特別なカム構造によって入れ歯を固定させるため、コンパクトでいながら、すばらしい安定性を実現します。 通常の入れ歯のバネ(金具)と違い、なるべく歯に負担が掛からないように設計されているため、歯が長持ちします。

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