トップへ » 医院案内 » 最新医療技術への取り組み » 最新医療技術への取り組み2009年

最新医療技術への取り組み2009年

2009年度 日本歯科先端技術研究所 日本口腔インプラント学会認定講習会


●インプラント概論
2009年4月
簗瀬 武史 先生
日本口腔インプラント学会理事
日本歯科先端技術研究所会長

近年、インプラント療法は社会的にも認知され、多くの患者様へ「噛める喜び」を提供しています。しかし、その進歩の反面、多くの臨床医が手掛けるようになった結果、インプラントに関連した医療過誤は増加しております。より確実性の高い施術、良好な予後を最優先するためのインプラント治療について、全体像を概論を講義していただきました。
●インプラントガイドライン
2009年4月
塩田 真 先生
日本口腔インプラント学会理事
東京医科歯科大学歯学部附属病院 インプラント治療部准教授

インプラントガイドラインとして、X線写真・歯科用CTによって得られた情報をシュミレーションソフトによって処理するX線審査法を。全身的な状態と口腔内の状態によって、施術への適応性を左右するガイドラインを学びました。
●インプラントを用いた診療計画とその予後
2009年4月
細川 隆司 先生
九州歯科大学教授

インプラント治療を希望される患者様の多くが、「すぐに歯が入る」ことを望んでいます。この望みを高いレベルで安全に確実に達成するための治療計画とその予後について分かりやすく解説していただきました。
●インプラントの画像診断
2009年4月
代居 敬 先生
日本歯科大学歯学部教授

インプラントにおける術前から術後までの各時期において、X線を用いた画像検査の時期と方法を診断のために最大限利用するため、撮影の術式、各画像検査法における診断の要点を詳しく解説していただきました。
●インプラントの材料学
伊藤 充雄先生2009年5月
伊藤 充雄 先生
松本歯科大学 総合歯科医学研究所 生体材料開発部門教授

インプラント治療における至上命題、オッセオインテグレーション(骨とチタンとの結合性)を得るための材料学について、講習会に参加しました。
チタンの機械的性質と熱処理の関係とは?チタンと上部構造物との電気科学性質の関係とは?一歩踏み込んだ内容をわかりやすく教えていただきました。
●インプラント周囲炎予防に繋げる口腔バイオフィルムの基礎知識について
奥田 克爾 先生2009年5月
奥田 克爾 先生
東京歯科大学 名誉教授

インプラントを末永く使っていただくために。
人の口腔内には500種類を超える細菌が数百億個も住み着き、バイオフィルムを形成しています。これらの病原菌はインプラント周囲にも伝播します。
バイオフィルムを効果的に排除するために、まずはバイオフィルムの学問的な知識を学んできました。
●インプラントに必要な内科学
西田 次郎 先生2009年5月
西田 次郎 先生
東京歯科大学 市川総合病院 教授

インプラント治療において、リスクを最小限に抑えるためにも、糖尿病や高血圧症、肝機能検査と肝疾患、血液疾患といった内科的な知識は欠かせません。
歯科治療の前提として、必要な内科診断、合併症、その治療についての講義へ参加しました。
●インプラントに必要な解剖学
2009年5月
井出 吉信 先生
東京歯科大学 解剖学 教授

インプラント治療後、スムーズな顎運動を行うために顎骨の内部構造、顎間節の構造を理解しておく必要があります。顎骨・顎間節・顎骨周囲の脈管・神経に焦点を絞り、歯が喪失することによって現れる形態変化について、画像を用いて解説していただきました。
●インプラントに対する生体反応(病理・病態)
井上 孝 先生2009年度6月
井上 孝 先生
東京歯科大学 千葉病院 副病院長

インプラント治療を一流の医学に基づく学問と認識し、病理生体の立場から考えた臨床応用を詳しく解説していただきました。
●インプラントにおける再生療法について
春日井 昇平 先生2009年度6月
春日井 昇平 先生
東京医科歯科大学インプラント・口腔再生医学 教授

インプラント治療において、インプラント埋入部位に骨が十分に存在しない場合、インプラント治療は困難となります。
骨造成に関する研究から、新しい骨補鎮剤、BMPタンパクや薬物の応用、遺伝子導入法の応用、さらに細胞を応用した骨の造成法についての講習会に参加しました。
講習会のなかでは、インプラント治療に必要な骨造成法の近未来像についても発表されました。
●インプラントの全身管理(麻酔学)
吉田 和市 先生2009年度6月
吉田 和市 先生
神奈川歯科大学麻酔生体管理科学講座 教授

インプラント治療における全身管理として
1. 歯科治療時によく見られる全身的偶発症と救急処置について
2. 全身的合併症を有する患者さんの診察時の注意事項
3. 救急薬剤の使用方法
4. 歯科治療時の医療事故、医療過誤の防止について
5. インプラント治療時におけるバイタルサインの見方
6. インプラントにおける感染防止の薬剤について
〈実習にて〉
バイタルサインの取り方
緊急蘇生法
AEDの扱い方
静脈の確保と輸液療法について学びました。
●インプラントにおける外科の基本手術について
矢島 安朝 先生2009年度7月
矢島 安朝 先生
東京歯科大学インプラント学研究室 主任教授

根拠に基づいたインプラント治療を確立する為に、インプラント埋入手術に関する一つ一つの基本的手術手技の科学的根拠を示し、なぜこの手技が必要なのかという視点で解説していただきました。
また、ブタの下顎骨を用いて切開、剥離、縫合についての基本実習を行い、外科の基本手技を修得しました。
●アストラテックインプラントとその周辺について
田島 伸也 先生2009年度7月
田島 伸也 先生
愛知学院大学歯学部歯学保存学 講師

インプラント基礎的概論、インプラント補綴に対する咬合の考え方、リスクマネージメント、ベースラインからの骨ロスゼロを目指し、アストラテックインプラントの特徴についての講習会へ参加しました。
●ストローマンインプラントの基礎と臨床について
田中 悟 先生2009年度7月
田中 悟 先生
日本歯科先端技術研究所 理事

インプラント治療は近年、その手術法や補綴システム等が改良され、よりシステム化されてきましたが、ストローマンインプラントシステムは、その中でもいち早くシステム化を志向し、その独特な1回法・2パーツの形態を確立してきました。
そのストローマンインプラントの基礎、臨床への導入の仕方、手術の実際、補綴等についての講習会へ参加し、日常での臨床応用を学びました。
●1歯1歯に基づくインプラントの臨床応用について
渡邉 文彦 先生2009年度9月
渡邉 文彦 先生
日本口腔インプラント学会 常務理事

インプラント治療を成功させる鍵は、適切な診断能力、医療技術、医療チームが求められます。インプラントの埋入位置、本数、上部構造の制作法について、多くの研究がなされています。天然歯との連結、インプラント同士の連結から、インプラントを1歯1本とする治療法を基に臨床術式と基礎研究について学びました。
●Nobel Direct及びReplaceの基礎と臨床
2009年度9月
倉本 弘樹 先生
日本歯科先端技術研究所 専務理事

インプラント治療において、現在世界で最も信頼性が高く40年以上におよぶ長い歴史のなかでサーチされたNobel Biocare社製のReplace Select、およびNobel Directについて、基礎的事項を含めガイドラインから応用に至るまでの講義に加え、模型を用いた実習を行いました。
●IATインプラントの臨床(実習)
2009年度9月
岸 民祐 先生
日本歯科先端技術研究所 副会長

石福金属興業(株)のIATインプラントについての基礎から埋入実習、臨床について、また日常臨床のヒントを交えての講義へ参加しました。
●インプラントの補綴治療(上部構造について)
2009年度9月
森奥 直人 先生
日本歯科先端技術研究所 フェローマスター会員・理事

天然歯と共存させるインプラント治療を目指す上で、咬合せによる機能面を十分考察する必要があります。上部構造を考える上で、(1)インプラント治療のクリニカルエビデンス、(2)時代による上部構造の変貌、(3)Perioを考慮した上部構造、(4)Occlusionを捉えた上部構造、(5)上部構造のMaterialという5つのポイントからインプラントの上構造を考察しました。
●インプラント臨床におけるリスクマネージメント
2009年度10月
簗瀬 武史 先生
日本口腔インプラント学会 理事
日本歯科先端技術研究所 会長

インプラント治療における診断、およびインフォームドコンセントから始まり、インプラント周術期、上部構造制作、予後管理におけるそれぞれのステップにおけるリスクファクターについての検討を行い、リスク回避の重要性についての講義へ参加しました。
●バイコンデンタルインプラントシステムの特徴と優位点
2009年度10月
志賀 泰昭 先生
日本口腔インプラント学会 認定医・評議員

バイコンデンタルインプラントシステムは1985年に誕生し、20年以上経つ現在に至るまでインプラントボディのデザインを変えることなく躍進を遂げた、完成度の高さを持つインプラント治療と言えます。他のデンタルインプラントと異なる優位点を各文献から立証し、報告していただきました。
●インプラント治療におけるEr:YAGレーザーの応用
2009年度10月
江黒 徹 先生
日本口腔インプラント学会 総務担当専務理事
江黒歯科クリニック 院長

レーザー治療における基礎や安全性について、12年間に及ぶ実験データと臨床例をもとに、Er:YAGレーザーのインプラント治療への応用を解説していただきました。
●テーパードインプラントの臨床:スクリューベント/ザイブ
2009年度10月
下御領 良二 先生
日本口腔インプラント学会 認定医
日本歯科先端技術研究所 専務理事

●オペ見学実習
2009年度10月
簗瀬 武史 先生
日本口腔インプラント学会 理事
日本歯科先端技術研究所 会長

CT撮影を含む診断、モニタリング下での術中管理の実際、静脈内鎮静化でのオペ見学を行い、PRP作成・模型演習など実践的な演習を行いました。
●多血小板血漿(PRP)の応用とその制作実習
2009年度10月
下御領 良二 先生
日本口腔インプラント学会 認定医
日本歯科先端技術研究所 専務理事

PRPの生物的背景と動物実験をふまえて臨床評価を行い、その制作実習を行いました。
●インプラント埋入模型実習 Bicon・Ankylos 総合ディスカッション
2009年度10月
下御領 良二 先生
日本口腔インプラント学会 認定医
日本歯科先端技術研究所 専務理事

インプラント埋入模型実習を行い、オペ見学から、これまでの講義をふまえた総合デイスカッションを行いました。
●POIインプラントシステム(実習)
2009年度11月
中川 寛一 先生
日本歯科大学 千葉病院 副院長

POIシステムの概要を学び、臨床設計・基本術式について実習を含めた講義へ参加しました。
●骨結合インプラントにおけるソフト&ハードティッシュマネージメント
申 基喆 先生2009年度11月
申 基喆 先生
明海大学歯学部 教授

審美的で永続性の高いインプラント治療を行なうためには、臨床的指針を(1)インプラントの3次元的埋入位置(2)インプラント周囲のハードティッシュマネージメント(3)インプラント周囲のソフトティッシュマネージメントという3つの観点から、適切な術前診断と正確な外科および補綴手技が求められます。審美的で永続性の高いインプラント治療を行なう為の臨床的指針を上記の3つの観点から臨床例を交えた講習会へ参加しました。
●インプラント臨床生理学
2009年度12月
山根 進 先生
日本歯科先端技術研修所 理事
日本口腔インプラント学会理事

●術式・マテリアルの選択基準/フェロー試験・研究指導
2009年度12月
下御領 良二 先生
日本口腔インプラント学会 認定医
日本歯科先端技術研究所 専務理事

インプラント埋入時の辺縁骨に骨欠損が生じている場合、骨移植材料が必要となります。臨床で使用している3種の吸収性補填材をイヌの下顎骨へ応用し、その効果へついて研究しました。
●インプラント臨床における総合的判断・インフォームドコンセント・患者教育
2009年度12月
三嶋 顕 先生
北海道医療大学歯学部 教授

インプラント治療における患者様とのインフォームドコンセントの取り方について。インプラント治療後の患者様のメンテナンスについて、一歩踏み込んだ解説をしていただきました。また、インプラントにおける今後の進展、特に高齢者におけるインプラント治療の対応についても学びました。
●インプラント補綴について
2009年度12月
越智 守生 先生
北海道医療大学歯学部 教授

患者様が望むインプラント治療を行うために、インプラント補綴の長期経過症例と上部構造の種類について種類や特徴を学び、実際の臨床例を通して、それぞれの患者様へ適したインプラント上部構造を解説していただきました。
米国歯内療法学会認定専門医である石井宏先生と共に
ペンシルバニア大学大学院歯内療法学科卒
米国歯内療法学会認定専門医である
石井宏先生と共に
●歯内療法
2008年度 11月 石井歯内療法研修会 修了
歯内療法は、 歯を残すための治療法です。
以前修了したペンシルバニア大学歯内療法研究コースと同様、歯内療法の科学的根拠、マイクロスコープやMTAセメントを用いた術式(米国歯内療法の専門家が実際に行なっている術式)を学んできました。

講師:東京歯科大学臨床教授 武田孝之先生と共に
講師:東京歯科大学臨床教授
武田孝之先生と共に
●インプラント
2009年度 4月 インプラント治療における診断と治療計画のディスカッション
レントゲン画像診断は歯科医療における根拠であり、検査の大きな柱です。以前は小さな2次元のレントゲン画像という「制限」の中での取り組みでしたが、現在は歯科用CTによる高精度画像を利用することで治療計画の精度も飛躍的に高まりました。
今回は、歯科用CTの3次元画像を用いたインプラント治療の症例検討会に参加してきました。
●矯正
2009年2月裏側矯正術式研修会 修了
今回は、実習式研修会へ参加しました。
当院では既に導入済の「見えない矯正装置」「裏側矯正」ですが、他院の先生の考え方、取り組みを知ることは、大変刺激的で、非常に有意義でした。
柏市開業の義澤裕二先生と共に
柏市開業の義澤裕二先生と共に

OAM先進インプラント公認インストラクター 吉武 裕司先生と共に。
OAM先進インプラント公認インストラクター
吉武 裕司先生と共に。
●インプラント
2009年度 5月 大口式インプラント・テクニカルコース
大口式インプラント・テクニカルコース医学博士の大口弘先生が開発した新しいインプラント治療法です。ドリルを使わないで済むよう、骨表面にとても小さな穴を開け、その穴を少しずつ広げて人工歯根を入れていきます。骨を削らないので傷も小さく、痛みもなく、出血もほとんどありません。


大口式インプラント開発者の大口 弘先生と共に。
大口式インプラント開発者の大口 弘先生と共に。
当院でも、本格的に大口式インプラントを導入することになりました。
今回は、大口先生直々の講義です。
技術的な有効性はもちろんですが、大口先生の確固たる考え方、「患者さんの負担を最小限にする」や、なぜこの方法を編み出すことになったのか、といった経緯は非常に考えさせられる部分です。
素晴らしい財産になりました。
講師:メルボルン開業、アジア地区のインビザラインアドバイザーのDr.Vicki Vlaskalic女史
講師:メルボルン開業、
アジア地区のインビザラインアドバイザーの
Dr.Vicki Vlaskalic女史
●矯正
2009年度10月 インビザライン矯正治療の有効性についての講義へ参加しました
矯正インビザライン矯正とは、従来のブラケット、ワイヤーを使用する矯正装置と違い、装着していても外見上ほとんどわかりません。
特に自分で脱着できる事が大きな特徴であり、食事も歯磨きもいつも通り行うことができます。

トップへ » 医院案内 » 最新医療技術への取り組み » 最新医療技術への取り組み2009年


コールバック予約